こんにちは！

河内長野、キックス横でトリミングをしています

ドッグサロン　ユン　です(*^-^*)

今日も寒いですね。。。

来週は少し寒さが和らぐそうですよ、

少しだけ信じてがんばります。

今日はご飯の食べ方です、

早食い・遊び食べ・手からしか食べない

これの原因と対策を調べてみました！

早食いのリスク

ワンちゃんはもともとかみ砕いて食事をする

生き物ではないのですが、一気に食べてしまう事は

体調を崩す原因にもなります。

太る原因になる

ワンちゃんにも人と同様に満腹中枢に似た器官があり、

早食いをするワンちゃんは短時間で

ご飯が終わってしまうので

食べ足りずに催促し、

与えてしまうという悪循環が起こります。

喉に詰まらせてしまう

小型犬のワンちゃんは体が小さい分

食道も細いので小さなフードは

喉に詰まりやすく、食道を傷つけてしまいます。

消化不良で吐く

一気にドライフードが胃の中に流れ込むと

水分は吸われてしまい、

その後の消化活動に支障が出ます。

胃捻転を起こす危険

胃捻転というのは体の中で

大きくなった胃が腸とねじれて絡まることで

腹部が膨れてショック死を起こすこともある

怖い病気です。

大型犬に多く見られますが、

小型犬であっても可能性があります。

食後に運動することも胃捻転の原因になります。

早食い対策

『ゆっくり噛んで食べよう』と

言い聞かせれたらいいのですが

それは難しいので対策を考えてみましょう。

フードの工夫

食べにくくする

フードの粒は食べやすく、

口に入れる→飲む→口に入れる→飲む

がしやすいので、口に入る量を減らすために

ドライフードの倍以上のお湯にフードを入れて

与えます。

この時完全に柔らかくする必要もないですが

水分をたくさん吸ったフードは

満腹感も感じて、消化にも優しいです。

また、フードのカスが歯に残りやすくなるので

お水も最後に飲ませると良いですね。

水分をたくさん摂る事は体にとっても

良い効果があります。

環境を変える

ワンちゃんは生まれた時に兄弟たちと

毎日生存競争を繰り返してきました。

よく出る乳首を探し出し、その位置を

いかに自分の物にするかという感じです。

それが一頭になっても抜けずに

誰かが周りにいる事で『取られるんじゃないか』

という不安に駆られて早くたべなくっちゃ！！と

急いで食べることがあります。

この場合は小屋やサークルにごはんを入れて

扉を閉めてしまいます、できればこちらからは

中が見えないように。

安心してゆっくりと食べられる環境づくりをしてあげます。

お皿を変える

物理的に早食いを阻止出来ます、

早食い防止のお皿が売られています。

これはお皿の中にたくさんの凹凸があり、

ご飯をたくさん咥えることが出来ない

構造になっています。

ご飯で遊ぶ・ひっくり返す

ご飯を入れても臭いを嗅いでから

手でガリガリしてみたり、

鼻や手でひっくり返してみたりと

遊んでいるような仕草をすることがあります。

いつでも食べられると思っている

いつでもあるんだから今食べる必要が無い

という感じで考えていることがあります。

オヤツが欲しい

ご飯よりも美味しいおやつが欲しい！

その意思表示の場合があるので

『ご飯』と『オヤツ』の区別をつける必要があります。

遊び食べ対策

ワンちゃんが食べない、

遊ぶ場合はすぐ引っ込めます

次のご飯の時間までおやつも与えません

次のご飯の時間にいつも通りに与えます。

食べたら褒めてオヤツを与えます。

お腹が空き過ぎて吐いてしまう子もいるので

そう言った場合は消化に優しくお湯でふやかした

ご飯に変えてください。

オヤツは飼い主にとって

良い事をした時のご褒美

ご飯とおやつの区別をつける必要があるので

トイレが出来た時

マテが出来た時

ハウスが出来た時

ごはんを最後まで食べた時

などこちらにとって良い行動を行ったときにだけ

与えるものとして意識してください。

ご飯を食べたらご褒美がもらえるといった

関連付けをしてみましょう。

看板犬はもう５才ですが、トイレをしてもご飯を食べても

今でもご褒美があります。

覚えたからといって与えなくなるとトイレを失敗したり、

出来ていたことをしなくなることがあります。

せっかくのオヤツなので良いタイミングであげましょう。

手からしか食べない

食べないときにやってしまう

手でご飯を食べさせる行為

分かります、ついつい気になるので

やってしまいますよね。

ワンちゃんは家族が大好きです、

出来るならお皿よりも良い匂いの

手のひらから食べたいし甘えたいんです。

少しづつお皿へ移行

◎お皿のフードをお皿の真横で

一粒ずつ手のひらに乗せて食べる。

数日したら

◎手にフードを全部乗せてお皿に手を入れる

（お皿の上に手のひら、その上にフード）

◎少しずつ手のひらをずらして皿が見えるようにする

数日したら

◎お皿に手を入れて食べさせる

数日したら

◎お皿を手のひらに乗せて食べさせる

少しづつ手を皿から離していき

食べたら声で優しく褒める、食べたらご褒美

を繰り返します。

時間がかかりますが最愛の手のひら食から

の卒業は、災害時やホテルに預けるなどの場合

食べれなくなる可能性があるので必要です。

頑張ってください！

ワンちゃんの性格によっても食べ方は様々です、

ワンちゃんに合った方法で家族も楽な方法で

食べさせてあげましょうね(*^_^*)

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